人間の子供は生まれてから1年くらいの間で、世界の全ての言語の母音・子音を発音する。
日本に生まれたら、それが日本語固有の母音・子音にシフトし固定されていく。
擬音も似たようなものがあると感じた。

カエルは日本では「ケロケロ」と鳴くが、幼いいとこに聞いた時、カエルは「ガーガー」鳴くと言う。なるほど。
それが知らないうちに「ケロケロ、ゲロゲロ」に日本語に固定されて聞こえてくるのか。
確かにニワトリは、日本ではコケコッコーだが、英語だと「コッカ・ドゥードゥル・ドゥー(無理やり日本語表記)」だ。

うちで飼っているオキナインコが、先日から「ポイ・プイ・ピイ・プイ・ポイ・プイ」みたいなことを言い出した。
よく言葉を喋るインコだが、さすがに何を言っているかわからない。
ある時キッチンで水を出していたら、彼が肩に飛び乗ってきて「ポイ・プイ・・」と言い出した。
なるほど、これは水のしたたる音だ!
我が家キッチンは今、パッキンが甘い。

我々は、水のしたたる音は「ポチャン・ピチャン」としか聞こえないが、彼が聞くと「ポイ・プイ」になるのだ。
確かにそちらの方が、水のしたたる音に近い。知らないうちに固定観念に縛られていた。
自分の頭の硬さに対し、彼の頭の柔軟さに感心した。

以前、タイハクオウムを飼っていたが、発音機構と発音をつかさどる脳は、オウムを超えている。

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かなでるフォト 代表 いしばし
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