(上の写真は、紀元前2500年ごろの王墓に描かれた「チャリオット(軽戦車)」の絵。いしばしの写真ではなく、学者さんの写真)

周囲から、「次はどんな車に乗りたい?」と聞かれる。
昔は車好きだったから、乗りたい魅力的な車は、今はない。
車好きと言ってもお金はないから、安い車を一生懸命愛していただけだ。

魅力的な車がないので、周囲からそう聞かれた時は、
「次はタイヤの無い車だ」と答えている。
魅力的な車がないならそれだろう。もういい加減、出てきてもいいはずだ。

時は2018年。
そもそも自動車が車輪で走ってるなんて、なんということか。
幼い頃には、考えてもみない未来だ。

そもそも2001年には、宇宙を旅している予定だったはずではないか。
今頃日本では、鉄腕アトムが大活躍をしているはずではないか。

それが2018年の自動車とやらは、4つの車輪がカラカラ回って、ただ動力に引かれているだけだ。
動力が、牛や馬からエンジンに変わったにすぎない。
紀元はるか前の、古代オリエントに登場して世界を変えた、チャリオット(馬に引かれた軽戦車)と
基本的にはなんら変わっていない。

私の少年時代に夢に思い描いていた未来はどこに。
当然「反重力エンジン」などで動いてるはずだったのに。

さて、少し前までは、まだ希望があった。
物理のお話ですが、1995年ごろ言われてたのだが、
「大統一理論(重力を含む、全ての力を説明する理論)」が、20世紀末までには完成すると予言された。
そうなると、「もしかしたら重力を克服できるかもしれない」と。

しかし、待てど暮らせど完成の気配すらなかった。

ようやく2013年に、物の「重さ」に関わるヒッグス粒子が見つかった。
世界中が湧いた。
しかし、ヒッグス粒子は「重力」とは無関係。

つまり、いまだに重力が何なのか、全然わからないのだ。

あゝ、いみじき。

生きている間に、車輪のない自動車の登場を!
(無理は承知で言っていますので、お気になさらず。)

P.S.
さすがの手塚治虫も、「ケータイ、スマホ」の予言は無理だったみたいで、
アトムが近くのビルで電話を借りて、緊急連絡をしていました。
アトム、スマホ持たず。またアトム、IoTでない。

未来の予測は難しい、ということで、少しだけ「夢」を我慢します。

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福岡市南区平和2丁目7-24
家族写真・プロフィール写真スタジオ
かなでるフォト 代表 いしばし
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