就活写真。比較的新しい言葉です。
昔は「証明写真」と呼ばれていました。つまり行政等へ出す写真とカテゴリーは別れてなかった。

しかし、フィルムからデジタルデータへと変わり、写真をプリントする機会は激減。
パソコン環境・ネット環境も整い、会社も学生も一変。

履歴書にプリント写真を貼るスタイルも就職活動では減り、WEBサイトからエントリーシートや証明写真を送信する時代になった。

昔の4cm×3cmのプリント証明写真では、ごまかしが利く部分も多かった。だから証明写真も安かった。しかし今は、企業によってまたは担当者によって、送られてきた写真をどこまで拡大して見るかわからないと言われている。
そしてデジタル化が進んだ結果として「印象の良い写真」がより求められるようになってきた。

つまり、これまで証明写真は「本人確認のための写真」だったものが、「第一印象を良くするための写真」へと進化してきた。


私の知人の人事コンサルタントは、某大手企業の人事部勤務時代、「写真の印象がいいと、履歴書の印象も良くなる」「本当にこんなエリート風の青年がきてくれるんだろうか」という心持ちになるそう。

また、合格された方の中には、「入社後すぐに使う、社内チャットのアイコンが、エントリーシートの就活写真そのままだった」という声もあった。

それらを聞き、「デジタルデータになった今、どう使われるかは予測できない」と実感し、今まで培ってきた技術で、「ポスターやプロフィール写真並みに全力で撮る!」と決心。

幸いうちには、優れたヘア&メイクさんと何人も契約している。
これでその方のお顔立ちにあって、且つ志望先にあった、いわゆる「就活メイク」は通常通り行える。またその方の輪郭で、髪型のどこにボリュームを出し、どこを減らすか等を考えた「就活ヘアメイク」も、もちろんいつものことなので、楽にできる。

ただ、その方のお顔立ち、長所、性格等、そして志望先を加味して、メイクと撮影を両輪で行う。これが難しい。
簡単にいうと、お堅いところを受ける方は「お顔が優しいから、凛としたメイクを行い、そして優しい長所を生かして撮る」。すると、凛としていながらも優しい表情の写真が出来上がる。などなど。
勘と経験がここで生かされる。

そこで、これまで裏メニューとして行っていた就活写真の撮影を、堂々と表に出し、

「就活生・全力応援」というスタンスに舵を切ることに。

知人の人事評価コンサルタントの助言もあり、「社会の役に立つサービスだ」「写真が不満足で困ってる人も多い」として背中を押さたのがこれまた大きい。彼も就活生の写真撮影を紹介してくれて、実績を残しているから方向性としては正しいと考える。

今まで培ってきた経験を最大限に活かして撮影しようと思う。どうぞ安心して当スタジオにお任せくださいませ。

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